こんにちは。まつば旅 (@matsubatabi1103) です。
今回は、日本で購入すると1万円弱ほどするマラリアの薬を、エジプトで無料で貰った方法 • 追加購入についてまとめました。
マラリアって?
東南アジアやアフリカで流行している、蚊を媒体とした感染症です。
マラリアに感染した雌のハマダラカに刺されることによって伝染します。
マラリアの症状は1週間から4週間ほどの潜伏期間があり、発疹、呼吸困難、息切れ、咳が続いている、意識もうろう、内出血など異常な出血がみられます。
その他にも下痢・嘔吐が続き、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、死に至ることがあります。
旅中は体調を崩すことも多く、疲労もたまるので体調の変化に気付きにくいので、しっかり予防したり保険に加入することを強くおススメします。
日本でマラリアの薬は購入できる?
日本の海外渡航の予防接種をする病院などでも、購入することができます。
しかし日本で購入すると1錠600円程なので、一箱10錠と考えると1日1錠の10日分6000円+処方料となってしまいます。
また、到着前から飲み始めて帰国後も7日間飲み続けないといけないので、結構割高になってきます。
なので、海外で買った方が安いので現地購入をオススメします。
タイやアフリカのマラリア流行国などでも購入することができるみたいです!
エジプトでマラリアの薬を無料で貰った方法
どこで貰える?
エジプトのカイロにある、「Ministry of Health – Family Planning」
という場所で貰うことができます。
2022年11月に行った際、Google mapの場所とは少し変わっていたので、ご注意ください!下に詳細をまとめているのでぜひ参考にして行ってみてください。
政府関係?の警備が厳重なエリアがあって、その中の建物の一つにあります。
そこの警備員の方に「Malaria medicine」と言って、ゲートを通してもらいます!
このエリアは政府関係のエリアなので、写真撮影厳禁です!多くの警備員や警察の方がかなり目を光らせているので、トラブルの元になるので気を付けてください!
ゲートをくぐって少し進むと右手にエジプト郵便局があって、その向かい側にある建物のエリアに、また警備員の方やスーツの方がいるのでその人たちに「Malaria medicine」と伝えると入り口を教えてもらえます!
ちなみに建物は、正面にある大きな玄関から左側の隙間を通って行き、1番奥にある右側の玄関から入り3階に行きます。
(なぜかエレベーターが3階に止まらないみたいで、4階で降りて3階に階段で行きました。)
3階まっすぐ進み、右側に曲がって進みます。
だいたいこの辺りにも多くのスタッフの方(私服)がいるので、「Malaria medicine」と伝えたら場所は教えてくれるので、言われた通りに進めば大丈夫です!
どんなことを聞かれるの?
そこまで色々聞かれませんが、
- どの国に行くの?
- どのくらいの期間?
くらいでした!
本当に無料?
私たちも実際は多少お金がかかるのでは、、?と思って半信半疑で行きましたが、本当に1箱(10日分)無料でもらうことができました!
私たちはなぜか1箱しか貰えなかったのですが、一応滞在予定の日数を伝えると最大2箱(20日分)もらえるそうです。(実際に知り合いは貰えたと言っていました。)
どの種類の薬がもらえるの?
ドキシサイクリンというマラリア予防薬をもらうことができます。
また、用法容量などはその場で教えてくれますが、英語で説明してくれるので一応日本語でまとめておきます!
- 昼食後2hほど空けて服用。(1日1回)
- マラリア流行国に行く2日前から服用
- 滞在期間は毎日服用
- 帰国後4週間は毎日服用
となっています。
用法容量や副作用などが心配な方は、日本語でドキシサイクリンと調べると出てくるので自分で調べてみて理解した上で服用するか判断してください。
何が必要?持っていくもの
- マラリア流行国に行く証明(航空券やビザなど)
- パスポート
上記2点のコピーが必要になります。
提出してしまうので戻ってこないのでご注意!
私たちは航空券のコピーのみしか求められていませんが、2つとも求められたって人もいるので一応どちらもあると安心です!
私たちが宿泊したおすすめの宿はこちら↓
https://www.booking.com/hotel/eg/wake-up-cairo-hostel
営業時間、休日
- 営業日 : 日〜木
- 休日:金土
- 営業時間 : 8:00 – 15:00
エジプトはイスラム教が大半を占めているので、金曜は特別な日で午後が集団礼拝の日にあたります。そのため、金•土曜日が週末になりますのでご注意!
私たちはルクソールに行ったりしていた関係で、ダメ元で金曜日に行ってみたらやはり閉まっていました。
休日にもこのエリアは警備員の方がいて、歩いて10分ほどの距離にある、
に試しに行ってみたら?と教えてもらい行ってみたところ、、かなりカオスな病院+薬はなかったです。
足りない分はどうするの?
ここでは最大2箱(20日分) までが無料で貰えますが、足りない分は基本的には町にある薬局どこでも買うことができます。
ただ、私たちもいろいろカイロの薬局を回ってみましたが、この薬をマラリアの薬だと認識していない薬局も多いので、もらった薬の箱を見せるか写真を見せれば、割とどの薬局も在庫を持っていました!
私たちが購入した薬局では1箱9EGP (約50円)で購入することが出来ました!
まとめ
実際に行ってみて、この行政エリアの人たちはマラリア予防薬をもらいにくる外国人に慣れていて、「Malaria medicine」と言うと案内してくれるので結構簡単です!
英語を話せない人も多いので、Google翻訳のアラビア語を使うと役立ちました!
アフリカに行く前にマラリア感染から安心を買えるのでとってもオススメです!