こんにちは。まつば旅(@matsubatabi1103)です!
2022年4月に念願の世界一周出発し、2023年5月の結婚式に向けた準備の関係で2022年の年末一時帰国をしていたのですが、トラブルに見舞われて世界一周スケジュールを大幅に変更することに。
そして無収入・無職・実家居候アラサー夫婦に手術という一大イベントが降り注いできました。
- 世界一周中断の理由とその病気について
- 手術するに当たって
- 保険関係や高額医療制度
世界一周中断の理由とは・・・?
順調に結婚式準備も進み、「よし!2週間後に再出発しよう!」と航空券をとった矢先、旦那が急に「ちょっと聞いて。なんか、鼠径部あたりにしこりがあって痛いんだけど・・・」と言い出したのです・・・!!
痛い場所を触ってみると、しこりっぽいなにかがやっぱりありました。
航空券をとった翌日に言い出したので、今!?とは正直思いましたが、基本的に自分のことをあれこれしゃべらない旦那なので、今回は逆に「よく言い出してくれた!!!」と感謝しました(笑)
そして病院の予約の時間までに、ネットで調べてみると「鼠経ヘルニア(脱腸)・悪性リンパ腫」とでてきたのです。
2人でこれからの人生後悔のないようにと世界一周の夢をかなえていた矢先だったので、最悪の場合を想像して「まだまだやり残してる・・・!!」と話したりしながら、病院へ向かいました。
そしてその日の午後にいくつか病院を回って分かったわかった結果は、「鼠経ヘルニア(脱腸)」でした。
最悪の事態ではなかったので、すごくほっとしました・・・
鼠経ヘルニアってなに?
そけいヘルニアとは、鼠径部(足のつけ根)に生じるヘルニアのことで、脱腸とも呼ばれているそうです。
ヘルニアとは、臓器が本来あるべき場所から体の組織が弱い部分や隙間を通って突出する病気の総称
説明するのは難しいので、下にリンクを張っておきます。
要するに、子どもの頃から発症する可能性はあったけど、発症せずこのタイミングで発症したってことらしいです。
世界一周再出発は諦めないゾ!
そして再出発まで2週間というリミットがあったので、焦る旦那。
病院でもその経緯を説明し、あれよあれよと手術の日程が決まりました。
鼠径ヘルニアの手術は日帰りと入院があるのですが、お医者さんがいろんな病院を調べてくれたのですが、すぐの日帰りの空きがなく、泣く泣く入院になりました。
まだ病院はコロナ関係が厳しく、PCRを受けて陰性で初めて入院が確定するという流れでした。
旦那は流れるように入院していき、私は世界一周に向けて住民票を抜いていた関係で、代理で役所巡りをして・・・
本籍がどうとかこうとかで郵送であれこれ手続きしたり、本当に大変でした・・・
住民票を抜く弊害がまさかこんなところに潜んでいたとは・・・って感じでした(笑)
いざ手術へ!
私は役所を巡り、旦那はいざ手術へ!
予定より麻酔から覚めるのに時間がかかったらしく、待合室での待機が長くてドキドキしました(汗)
その日は麻酔でうとうとしていたらしく連絡はなく、翌日は痛すぎて連絡ほぼなし。
やっと連絡がきた第一声は「航空券捨ててもいいかな?」でした。
私はもう、手術翌日の連絡の雰囲気的に無理だろうし、どうやって出発延期の説得をしようかなとキャンセル手続きを調べていたのです(笑)
よって、20万近くした航空券を捨てることに決まりました。
とりあえず航空券よりも、役所巡りの日々!手術の費用に怯えながら、いろいろ調べて役所でいろいろと教えてもらいました(泣)
高額医療保険制度って?限度額適用認定って?
もちろん手術・入院をするとなるとかなり高額でした・・・
そしていろいろと調べて行き着いた先は、高額医療制度・限度額適用認定証というもの。
ざっくり説明すると、、
「高額医療保険制度」=高額になりすぎた病院の費用などを高額医療制度によって、患者の負担額を減らしてくれる制度。先に自己負担で支払って、申請することによって還付される仕組み。
「限度額適用認定証」=この限度額適用認証を提出ことで自己負担する必要がなく、支払いの際に高額医療保険制度の限度額のみ支払うだけ。
払い戻しまで3ヶ月程かかるみたいなので、この限度額適用認定証があるだけで、かなり助かりました!
個人的オススメは限度額認定証をもらうこと!
高額医療保険制度を利用すると先に全額支払って、数ヶ月かかって還付される仕組み。
そうなるとその額の現金を支払う+旅再出発の資金にといった面で不安があったので、私たちは限度額認定証でのやり方にしました。
限度額認定証を役所でもらい、病院の支払いの際に見せるだけで、高額医療保険制度を使った場合と同じ金額の、減額してもらった額を払うだけで済みます。
私たち的にはこの制度のおかげで助かりました!
まさかの事態。無収入夫婦への大打撃
高額医療制度を利用するに当たっては、前年度の収入から計算されるとのこと。
今年度だと無収入だったので高額医療保険制度で自己負担額が少なく済んだのですが、なんと前年度の収入からということで、普通に会社員として働いてそれなりに稼いでいた関係で、自己負担額が結構高かったのです・・・
一時帰国の際は要注意!
そんなこんなで、住民票を抜いて世界一周に出ていた私たちですが、そこまで低い額ではなかったですが、ありがたいことに高額医療保険制度を活用することができました。
世界一周一時帰国って、実は体調面で何かあって帰国するって方もいるかと思います。
住民票を抜いて出国した方は、住民票を入れて病院にかかる流れになるかと思いますが、税金関係は前年度の収入によりけりなことが多いと、役所の方が言っていたのでお気をつけください・・・
あとは住民票を入れる時期にもお気をつけください・・・
本当に健康が一番の節約かもと思った出来事でした(笑)
世界一周再出発にむけて
そんなこんなで2023年は、幸先の悪いスタートを切りましたが、2023年5月から再出発してまた旅を楽しむことができています。
健康でいられることに感謝です。
ただ、2023年GWに結婚式が迫っていて日程が若干足りない・旅資金面もぎりぎりだったので、術後体調が戻ってすぐ再出発せずリゾバに行くことになりました。
世界一周を手術で中断することになったことにより、リゾバを経験することができたのもいい経験になりました!
職場恋愛出ない限り、同じ場所で働く経験なんてなかなかないので楽しかったです!
リゾバについての記事も投稿予定です!